trabel notes vol.6ベルギー・アルデンヌの里2
2007.12.21
ベルギー・アルデンヌ地方
ベルギーの首都ブリュッセルから、南東へ車を飛ばして3時間程で自然豊かなアルデンヌの森に入ります。 高速道路から下の道へ入ると、起伏した台地と谷が交互にあって、ここかしこに小さな村や町そしてお城があります。 車の通りも少なく、人口も少ないようです。 豊かな緑につつまれ、どこからともなく小鳥の鳴き声が聞こえてきて、川のせせらぎも気持ちがよく、静かでのどかなところです。
今回は、アルデンヌ地方の中でも世界一小さな町(町の端から端までが10分で歩けます。)として最近脚光をあびているデュルビュイで泊まりました。古い石畳と石造りの家並みが保存されていて、中世に迷い込んだような感じです。グルメの町としても有名で、季節によっては野性の鹿やイノシシの料理も楽しめますが、今回は狩猟が解禁となる直前で、それはかないませんでした。でも、おいしかった!「ベルギーは三大美食の国として有名です。世界で始めてジャガイモをフライにして(フリッツといいます。)食べたのは実はベルギー人なのです。この世界的な食べ物を開発した国の料理が美味しくない訳がありませんよね!」ここデュルビュイは、1999年に皇太子ご夫妻が滞在されたことから有名になって、いまではかなりの日本人観光客も訪れています。
デュルビュイの城の写真を見てください。右下に、地層がむき出しになっているのが分かると思います。この様に、この美しい緑のアルデンヌ丘陵の下には、何千万年前の古い石灰岩や砂岩の古い地層で覆われていています。もう地殻変動も地震もなく、ただ静かに横たわっています。
この辺りには以前数多くの採石場があって、フランス、ドイツ、オランダなどの近隣諸国へ、ペイビング材やウオーリング材として大量に供給されてきたのですが、いまでは、この美しい森の景観を守ることが優先され、ほとんどの採石場は閉鎖してしまい、数える程しか採石のライセンスが得られません。
この美しいアルデンヌの森の中で、この太古の昔から何千万年もの長い時間をかけて育まれてきた美しい石材を、数少ない採石のライセンスを持つVan Camp社の採石場から供給を受けているのが、おしゃ楽のアルデンヌ・ウォーリングやクレイジーペイビング、キューブです。アルデンヌ・ウォーリングをVan Camp社では“モンドール”と呼んでいます。“モンドール”ベルギー語で“黄金色”と言う意味だそうです。
悠々たる時の流れと長いヨーロッパの歴史を考えながら、美しいアルデンヌの森にたたずむとき、この貴重なアルデンヌの石材を日本へ輸入してお客様に使っていただいていることに、奇跡のような運命と幸せを感じております。
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